旧1号から遅れること1ヶ月、ようやく発売されたサイクロン号ですが思い入れや知識がTHE FIRST/NEXTのサイクロン号より少ない為か満足度が高いです。
ただし、フロントカウル正面の分割はモデラー的には黙っていられませんでした。今回はこの合わせ目を消すことを最大の目的とし、あとは気になった所をチョコチョコと手を入れます。
スクリーンを取り外し、合わせ目に瞬間接着剤を流し、パテを盛ります。パテは乾燥が早いのでフィニッシャーズのものを使用しています。乾燥後にペーパーがけをして部分塗装を行います。
塗装はクレオスのセールカラーにガイアのウォームホワイトを混ぜたものをブラシで吹いています。全面ではなく部分的な塗装に留めています。また、自家製マスキングサークルを用いてスクリーンの留め具(現物はネジ?)をガイアのダークステンレスシルバーでブラシ塗装しました。これだけでかなり見栄えは変わります。あとヘッドライトのリフレクター部分は帯状にカットしたミラーフィニッシュを貼り込みました。写真ではあまりわかりませんね、実は肉眼でもあまりわかりません(汗
参考資料としてネットで拾ったメディコムトイのサイクロン号を見ると左サイドに空いた部分のメカモールドがシルバーに見えたのでガイアのダークステンレスシルバーを吹いています。
ここまでやって完成!と思ったのですが何か足りない・・・。サイクロンってダランと垂れたブレーキホースが印象的なのですが、当然玩具で再現はされていません。そこで今回はブレーキ&クラッチのホース(ワイヤー?)を再現することにしました。
レバーのワイヤーが繋がる部分を0.5mm位(多分・・)のピンバイスで開口し、真鍮線を差し込みます。はみ出た真鍮線にチューブをハメて接着します。ハンドルパーツは予備が付属しているので失敗を恐れずに行えるのがうれしいですよね。
ブレーキ、クラッチともにチューブをハメています。画像では解りにくいですね。
キャリパー(でいいんだよね?)側は接続する軸を打つことが困難なモールディングとなっています。軸を打つことは諦め、チューブの片側を一部切除し、外側から被せて接着しています。
チューブは手持ちが無かったので封印していた(笑)フジミのサイクロン号に付属のものを流用しています。しかし、フジミは何を考えているのだろうか。このチューブ、結ぶように梱包されていたので変な癖がついていて使える部分が少ない・・・。こういうもの?いや、タミヤのキットや市販されているアクセサリーパーツは巻かれる様に包装されているのでフジミが気が利かないだけか。
少し手を入れることでかなりの満足度が得られました。でもいつかフル改修したいなぁ、特にリフレクター部分。
例によってアレしています。