S.H.フィギュアーツ 仮面ライダードライブ 発光リペイント改造 電飾編
前回の「S.H.フィギュアーツ 仮面ライダードライブ 発光リペイント改造 分解・塗装編」も併せてご覧ください。
ドライブの電飾作例はTwitterでちょくちょくお目にかかります。お手軽みミライトを差し込んだものから、電池ボックスを内臓したタイプまで色々です。今回は電池ボックスを内臓するタイプの改造を施します。
チップLEDと電池ボックを使用しますが予め配線されたready to useの物を使います。模型店店頭でも入手可能なのでハイキューパーツさんの物を使うと良いと思います。因みに私はハイキューさんよりも少し安めなマイクラフトさんで調達しています。品質・性能はどちらも同じだと思います(使っているパーツも同じですし)。
結構小さ目の電池ボックですが、それでも無改造で本体には収まりません。Twitterでの先駆者の作例を真似させていただくことにします。
電池ボックスは胸部、スイッチは腹部パーツに収納します。収納のクリアランスを得る為、可能な限り削りとります。胸部パーツ裏面はリュータ―でゴリゴリ削りました。タイヤがハマる凹部も削った影響で開口されているのが判ると思います。
本体の方は盛大に削っています。骨格に該当する部分は腕パーツ接続のポリキャップ(いつのまにポリキャップなんて導入されているんですね)をハメるホゾ穴が貫通するまで削り倒しました。両サイドの赤いパーツも同様に削り込み、側面から見て黒い部分の下側を切り欠いてあります(ここにコネクタを逃がします)。
胸部に電池ボックスを収め、頭部にチップLEDを配置するということはそこへ繋がる配線を隠さなければなりません。すごく細い線なので首の後ろを這わせればそんなにも目立たないと思うのですが自分が納得しません。
そこで誰もが思いつくだろうがなかなか実践に移せない首パーツの中を通す方法に挑戦しました。ボールジョイントで胴体、頭部と接続されるのでジョイントに挟まれると断線する恐れがあります。なので中心(つまりジョイントの受け穴の中心)は避ける様にφ2.5mmのドリルで開口しています。完全に受けを避けることはできませんが少しズラすだけで十分です。空ける穴も大きいので配線が断線される恐れは殆どないでしょう。
因みにφ2.5mmのドリルを使いましたが実際に空く穴は少し小さ目だと思います(粘り気のある素材の為)。チップLEDがすんなり通れるだけのクリアランスは確保します。
あとは頭部のインナーパーツにも穴を空けLEDを通します。何か鮟鱇みたい。インナーパーツはて反射を狙ってミラーフィニッシュを貼り付け。マスクパーツはセンター部分を切り欠いてLEDがハマる様にしています。あとセンターラインの発光を良くする為のおまじないでもあります。
マスク裏は遮光も兼ねてミラーフィニッシュを貼り付け。
前回、説明を忘れましたがウィングパーツはハセガワの"両面粘着シート 超透明"を使用して接着しています。
胸部にはこんな感じで電池ボックス及びコネクタを納めます。かなりタイトです。コネクタがコンニチハしていますがタイヤを被せるとサヨナラしてくれます。
次回、完結編に続きます。