2015年6月17日

S.H.フィギュアーツ マシントルネイダー 小改造 リペイント

DSC_9402.jpg 元々はポピニカ DXマシントルネイダーをマイナーチェンジしてフィギュアーツEXとしてWeb限定発売されたマシントルネイダー。Amazonのレビューに「こんなプレミア価格の商品にそんな事出来る勇気の有る方がいるとは思えません。」と書かれていたのでいつかやってやろうと思っていたのでした。

DSC_9342.jpg 元々が子供用の玩具ということもあり、フロントカウルのセンター、特にスクリーン部分にパーティングラインが存在し結構残念な仕様となっています。捨てるつもりでDX版でパーティングラインを消すテストを行い、フィギュアーツ版にも同じ修正を施しました。パーティングラインは600>800>1000>1200>2000と番手を上げてペーパー掛けし、更にラプラスを欠けた後、3種のコンパウンドでポリッシュしました。

DSC_9345.jpg DSC_9346.jpg センターカウルの先端はちょっと丸っこい印象だった為、ポリパテを持って気持ち尖らせています。また資料を見るとセンター部分には軽くエッジがありますのでパテで再現しています。スクリーンの先端のラインも変更しました。

DSC_9348.jpg 塗装は元の製品の感じを再現する為、ラフゴールドを塗装後、クリアゴールドを吹いています。丁度良いラメ感になりました。ここまでやって気になるのはやはりサイドのネジ穴ですよね。

DSC_9350.jpg まあいいか。と、思っていたのですがこの箇所は目立ち過ぎる為、ここだけは埋めることにしました。プラ材を詰めてパテで蓋しています。一旦組みたてると結構キツメなのでネジ止めしなくとも外れる様なことは無いと思います。

DSC_9398.jpg フロントカウルと同様に塗装をしてこの通り。色味を合わせる為、加工していない左サイドパーツも塗装を行いました。

DSC_9378.jpg また、フロントカウルは裏から黒サフで塗装。この時、実車同様にカウルとスクリーンの境界を内側にオフセットして黒の縁取りを再現しました。アギトのクレストは自作デカールを使用。パッケージ写真を見ると白の縁取りがあったのでそれも再現しています。貼り付け後にガイアのEXクリアでコートしています。

DSC_9397.jpg DSC_9367.jpg もとの製品よりはおもちゃっぽさが無くなったと思います。中央とテールカウル部のネジ穴はさほど気にならなかった為に埋めていません。というかここに手を出すと全塗装になりかねないので止めました。

DSC_9382.jpg 先端を加工しましたが、スライダーモードで干渉はしません。

DSC_9388.jpg アギトを乗せて・・・。真骨彫版が待ち遠しいです。実はシャイニングフォームをベースに改造していたのですが、ゴミとなってしまいました(汗

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DSC_9405.jpg 例によってアレしています。

コメント

初めまして!凄い出来に感動です!
最後の例によってアレとはなんですか?

ガイアさん、はじめまして。
「例によってアレしています。」は狂鮟鱇の隠語で"アレ"とは"オークションに出品"を意味します。
昔はストレートにそう書いていたのですが、積極的にプロモーションをしているわけでもないので判る人に判れば良いと現在の様な表記になりました。
依頼品以外の改造作品を公開した際は同時にオークションに出品することが殆どですので、昔からブログを見て下さっている方々にはきっと伝わっている・・・よね?

お陰様で今回のトルネイダーは無事終了しました、ウォッチ&入札して頂いた皆様ありがとうございました。

お返事ありがとうございます!オークションなんですね。このクオリティなら競い合いも大変そうですね〜