2005年10月10日

MG GUNDAM ver.ka 制作記 其ノ五

胸部ボディをさらに弄ります。
この部分で一番のメインとなる作業は胸部ダクトの角度変更です。
ダクトは一旦、つくってあったのですが、精度が悪く3mm厚のポリパテ版から2つ削り出しています(写真撮り忘れました)。
ダクトは長方形にしています。
次にボディのダクトを受ける部分に1.5mm厚位のポリパテ版を貼り付け、フチを残して中をくり抜きます。
この時、削り出したダクトの原型がはまる様にしておきます。
あとはくり抜いた部分にポリパテを詰め、離型処理を施したダクトパーツ(未だムクの状態)を押し込みます(ポリパテスタンプ)。
正面から見た時に、ダクトの角度がキツく見えるのでこの角度も変更しています。
側面のラインも少し変えています。
右上の画像で側面に鉛筆でラインが引いてありますが、そのラインで"折れ"ています。
この後、ラインを丸めるようにペーパー掛けしています。

ボディ下部もラインを変更します。キットのパーツは微妙な3次曲線になっていますが、取りあえず直線的になるようにします(これは暫定のライン)。
ポリパテでライン変更するのですが、私のやり方をちょっと紹介。
青のパーツ下部にポリパテを盛るのですが、腹部の赤いパーツとピッタリに合うように盛りたいので両パーツを組んでいます。
この時、赤いパーツは外れる様にする為、離型処理を施します。よく模型雑誌ではメンタムを使いますが、私は可能な限りセロハンテープにて行います。
理由は単純で綺麗な接合面が出来るのと、完全に離型出来る為です。
メンタムを使用した場合、オス型にポリパテが少し付いてくる時がありませんか?(俺だけ?)
また、片方がプラスチックだと表面が荒れますよね。セロハンテープを使うとこの問題がクリアになります。
が、当然複雑なディティールを持つ面の離型処理には向きません。
追記(2005/10/11):当然、テープの厚み分誤差が生じます。が、あまり気にしません。
型を外して出来上がり。
あと、ポリパテを盛った事で失われたC面を復活させます。waveのやすりほう台2を使っています。
今回初めて使いましたが、イイですね、コレ。