2005年11月 4日

MG GUNDAM ver.ka 制作記 其ノ十四

引き続きサイドアーマーです。今回はバーニア部分を作成します。
ベースとなっているのはエバーグリーンのプラパイプ(6.3mm)です。
切断の前にパイプカッターにてアタリをつけています。(下画像左)
パイプカッターではいきなり切断できません(プラパイプに弾力がある為)。ついでに外側のスジボリも入れています。
外側と内側にテーパーをつけるにはプラの肉厚が足りないので同じくエバーグリーンのプラパイプ(4.8mm)を中に入れて肉厚を稼ぎます。(下画像中)
パイプ同士の間に微妙に隙間が出来るのですが、瞬着を流し込んで埋めています。
外径が少し大きいので6.1~2mm程度に調整します。下画像右の様に、ヤスリと一指し指でパイプを押さえ、もう片方の手でパイプを回転させることで削ります。
ヤスリはモデルグラフィックスで紹介されて以来、NICOLSONの物を使用しています。処理した面は凄く綺麗ですし、切れ味も良いです。
ヤスリは良い物を使うことをお勧めします。作業効率が全然違いますよ?入手が困難なのが難点です、私の知る限りでは東急ハンズでしか見たことがありません。
タミヤのヤスリも良いと聞きます。

パイプは内径を3.5mmになる様にボーリングしています。更にデザインナイフや耐水ペーパーで外と内にテーパーを付けています。
内側に入る小バーニアはkotobukiyaのモビルパイプの3.5mmの物にwaveのUバーニアフラット 1の2.5mmのリング状のパーツを組み合わせています。
モビルパイプの3.5mmは内径が2.1mmの為、2.5mmのリングパーツははまりません。
2.5mmのドリルにて浅く径を広げてあげます。「浅く」がポイントでリングパーツが「乗っかる」様にします。
ハメる時はリングの穴に爪楊枝を指して位置を調整しながらやると良いです。
バーニアは斜めに装着される為、下の方を斜めに削ったりして現物合わせで調整します。

現在の状態。真正面からのショットはこれまで無かった様な気がする。