1/12 サイクロン号 Ⅱ 製作 16
週末でカウルは完成させる予定だったのですが、カウル後方の折り返し部分の造形に取り掛かったところ形状が異なることが判明しました(泣 やっぱりあれですね、はやく複製したいと先走ると後から修正点が出てくる。しかし、キッチリ原型を作り出すと一向に作業が進まなくなります。
本来ならば原型を修正して再複製するところなのですが、今回はシリコン型の作成時間が惜しいのと、そもそも手持ちのシリコンに余裕が無いので複製したものに修正を加えることにしました。カウル裏やライト部の造形にはシモムラアレックのR-V6が大活躍です。このシリーズでは他にもRボコ、F-V6がありますが、R-V6は本当に必需品になりました。今回施した修正は後日、原型にフィードバックして再複製する予定です。上の画像で左側が(未修正の)原型、右側が今回修正した複製品です。
ライトの造形にも着手。ライト本体は資料をよく見ると枠があってレンズがハマっているのではなく、本体にレンズが覆いかぶさっているような形状の様です(確証はもてませんが)。なのでライト本体は造形せず、単純に窪みを作ってそこにHアイズφ4.0mmをハメる構造にします。そうなるとLEDの仕込み方を考えなくてはなりません。チップLEDを通す為に穴を貫通させました。
LEDをキッチリと固定する為のパーツを作成します。モビルパイプのφ4.0mmをカット加工したものと、エバグリのプラパイプにスリットを入れたものに配線を通します。
十分な光量があるのですが消灯時にはチップLEDが丸見えで興醒めです。
そこで更に系の小さいモビルパイプを埋めてLEDはその奥から覗く様にしてみました。
拡散が少なく、ちょっと物足りない感じになってしまいます。写真ではそう見えませんが、肉眼で見ると明らかに物足りない。
どちらで行くかは依頼者様の判断を仰ぎたいと思います。