2014年6月11日

1/12 仮面ライダー THE FIRST / NEXT サイクロン号 Ⅱ(ver.1.0)

DSC_6641.jpg サイクロン号Ⅰを完成させた後、Ⅱも作成して欲しいという依頼はあったんです。
ただ、特に思い入れが無く、ベース車両となるCB1300 SUPER BOL'DORの完成品やプラキットが存在しないという理由から避けてきました。
数年の時を経てアオシマよりCB1300P、CB1300 SUPER FOUR / BOL'DORの完成品が発売されました。更にはフジミからプラキットも!
ここまでお膳立てされれば作らない訳にもいきません。

DSC_6599.jpgDSC_6601.jpg DSC_6627.jpgDSC_6630.jpg DSC_6615.jpgDSC_6618.jpg 作成のコンセプトは"極力ベースとなる素体を活かす"です。素体としたCB1300 SUPER BOL'DORは年式が異なる為、形状が異なっています。
特にエキゾーストの形状は大きく異なりますが、今回はそのままとし、サイクロン号の記号を入れてゆくことにしました。

DSC_6659.jpg フロントカウルはMG ジム/ガンダム ver.ka系のアンクルアーマーのパーツを加工して接続しています。

DSC_6663.jpg スクリーンはPETのバキュームフォーム。フロントカウルはスクリーンが重なる部分が段落ちモールドになっており、実車通りスクリーンがハマる様になっています。ここは拘りのポイントです。スクリーンを固定するリベットの頭には十字モールドがあります。

DSC_6657.jpgDSC_6658.jpg ヘッドライト、及びテールランプはLEDチップで発光します。ヘッドライトはLEDが奥まった個所に配置されている為に発行が物足りないかなと思いましたがレンズパーツ(Hアイズ4.0mm)をハメたら良い感じの光量になってくれました。

DSC_6684.jpgDSC_6683.jpg テールランプは1灯ですが実車は2灯なのでここは心残りです。

DSC_6632.jpg テールカウル下にスライド式の小型スイッチを埋め込んであります。

DSC_6602.jpgDSC_6603.jpg THE FIRST版とTHE NEXT版で異なる点はリアフェンダーの有無(THE NEXTが無し)です。テールカウル及びリアフェンダーにネオジム磁石を仕込んで簡単に着脱可能なコンパチ仕様としています。

DSC_6613.jpg DSC_6665.jpg タンクカバーのデカールはフジミ CB1300 SUPER BOL'DORのキットから。前方のひし形のHISSマークおよびHONDAウィングマークは自作しています。燃料キャップの固定ボルトにも金属パーツ使って精密感をアップ。

DSC_6671.jpg ディスクローターはブラックとダークステンレスで塗り分け。フローティングピンはφ1.5mmの金属パーツに置き換え。リムへの取り付けのボルトもφ0.9mmのリベットに置き換えてあります。エアバルブは前後共に切り飛ばして金属パーツを使用。

DSC_6664.jpg タンデムバー(?)は折れ易いので取扱い注意。テールカウルへの固定はφ0.9mmのリベットとアドラーズネストのマイナス平ボルトの先端を加工したもの。アドラーズのボルトパーツは通常、土台から切り離して使用しますが今回は土台毎埋め込んでいます。

DSC_6666.jpg CB1300 SUPER BOL'DORのロゴは当初フジミの同キットから流用していたが、剥がれてしまったのと色に納得がいかなかったのでデカールを自作。この部分はクリアコートしていません。

DSC_6611.jpg タンクカバー、サイド及びテールカウルの塗り分けパターンはドロー系ソフトで設計後、クラフトロボでマスキングシートをカットさせて雛形としました。当然、実際に使用の際は調整が必要でした。

DSC_6686.jpg スイングアームのデカールもフジミキットから流用。年式の違いの為か、デカールは黒いですがサイクロン号の実車は白です。

DSC_6648.jpg ライディングには無理があります。そもそもハンドルを掴む為のパーツが付属しない。所有するTHE NEXT 2号は股関節がユルユルでまともに跨がせることが出来ませんでした。真骨頂でリリースされないかな・・・。

ネットでは旧年式へのコンバージョン改造なども見受けられ。時間があればフジミキットベースで徹底工作してみたいです。