2005年5月23日

MG BALL 制作記 其ノ十参

全てのデカールの貼り付けが完了しました。
貼り付けて1日置いた後、3倍に希釈したスーパークリア半ツヤを一回だけ吹いています。
デカールの上にクリアを吹いたのって今回が初めてなんだけど、目立っていなかったデカールがかえって目立つようになってしまった(ツヤが出た)。
つや消しじゃないといけないんだろうか?
まあ、目立つといってもそれほどでもないので良しとしよう。
本当はクリア吹きたくなかったんだけど、今回使用したCAUTIONドライデカールの定着がかなりあやういので仕方なく・・・
次回からは全て自作しよう。
次の更新では完成する予定

2005年5月12日

MG BALL 制作記 其ノ十弐

ギェ~、印刷に失敗しました。
連邦ロゴ入りのERTH FEDERATION SPACE FORCEのデカール(エ)を
ドットの無いグレーで印刷しようと黒→特色ホワイトと重ね刷り(合成ページ使用)を実験してみました。
結果は見ての通り失敗です。 黒の上に特色ホワイトがうまく乗らない様です。
何が問題なんだろ・・・・
しかも、オリジナルデカールよりも薄いグレーになるみたいで装甲に貼り付けると擬態してしまう罠orz・・・
ERTH FEDERATION SPACE FORCEの文字が湾曲しているのは外装に貼り付けたときに正面から見て真っ直ぐになる様にです。

2005年5月10日

MG BALL 制作記 其ノ十壱

散々悩んだ挙句、CAUTIONドライデカールでカバーされないデカールについては自作する事にしました。
まず、データ作成から始めます。
なるべく忠実に再現したい為、文字の解読をする必要がありました。
しかし、細かい! ワシは15倍のルーペで必死こいて解読しました。
それでも良く判らないところがあったので適当にでっち上げています。
それでいいんです。 だってオリジナル自体、意味不明の文字列なんですから・・・(ショック)
例えば、(4)(5)(18)(19)のデザインは
MECSM IS ADED
FRM ORKING
DHROUGH ACCES
と書いてありました。 なんじゃこりゃ? (50)はもっと酷いけどね。

スキャンしたデカール画像をイラストレータに読み込み、その上に解読した文字列を重ねて行きます。
FONTはARIAL BLACKでサイズは0.58ptです。
そうやって作ったデータがコレです。
ワンオフ物なのでレイアウトは適当。 失敗時の予備として同デザインの物を多目に配置してます。
これをアルプスのMDプリンタ(MD5000)にて印刷します。
ページ合成機能を使って、特色ホワイトを2度刷り、更に光沢仕上げを施し印刷面の保護をします。
この光沢仕上げをしない場合とする場合では印刷面の保護が雲泥の差です(個人的意見)。
用紙にはWAVEの物を4ツ切りにして使用。
そうして出来上がったデカールがこれです。 といっても印刷色が白な為、殆ど判りませんね。
出来上がったデカールをルーペでチェックしてみると文字は見事に潰れています。
これがMDプリンタの限界なのだろうか? 見た目には全然問題なしです。
因みに、この間バンダイより発売されたガンダムデカールをルーペで見るとやはり文字は潰れています。
解像度はガンダムシール、ガンダム(ドライ)デカール > ガンダム(水転写)デカール、自作デカールの様です。

試しに、貼ってみましたデカールの切り出しにはタミヤのデカール用のハサミを使っています。 デザインナイフ使うと断面が汚くなるような気がするのは気のせい?
貼り込みに少し失敗したものの良い感じ。 予備が沢山あるので気にしない。
それが自作デカールの醍醐味!
余ったデカール、誰か欲しい人いるかなあ(全てのデザインをカバーしている訳ではないけど)?

2005年4月18日

MG BALL 制作記 其ノ十

ドライデカール、シール共にほぼ貼り付け完了。
でも、やっぱりシールには納得が行かない。
5月発売のBALL用デカール(08小隊用)が使えそうなものかを判断してから再度貼り直すかも。
と、言うことでクリア吹きはお預け(そもそも吹くかどうか悩んでいる)。
Webでの作例を見ると結構の割合でトップコートを吹いていますね。
塗膜保護?それともツヤを均一にするため?

現状で組む事が可能なパーツを組んでみました。
この状態でかなりカッコ良い。
一緒に写っているのは1年位中断している陸ガン(何で中断したんだっけ?)。
陸戦用と宇宙戦用なのでありえない組み合わせですが、何となく。

2005年4月12日

MG BALL 制作記 其ノ九

台座、コクピットハッチ(赤)、パイロット&整備員以外の塗装・スミイレが完了。
白の塗装には各所でチラホラ目にするフィニッシャーズ(ファンデーションホワイト)を使ってみました。
コイツ、入手が大変なのね。大阪で探した(ヨドバシ・ホビット・キッズランド日本橋・ボークス等)けど何処にも無かったよ。
結局、ホビーワールドにて通販しました。
商品到着後、同封の振込み用紙で入金(勿論クレジットカードも可)なので迅速に入手が可能でした。

塗装が完了したパーツを少し組んでみた。
この後、デカール貼り→トップコートが待っています。
デカールどうしようかな・・・水転写式のガンダムデカール BALL用は発売されるのであろうか? BALL K型の発売と合わせて発売されればそれまで待てるんだけどなぁ。
取りあえず、キット付属のインレタタイプのガンダムデカールは使ってみようかと思います。
余力があればシールタイプの方は自作デカールに置き換えたいですね。
つーか、細かすぎて文字判別できないってば。

2005年4月 7日

MG BALL 制作記 其ノ八

結局白の発色は気に入らず、再塗装する事にしました。
GFFの塗装を落そう(結果、効果無かったのですが)として購入したMr.ペイントリムーバーを使ってみたんだけど思うように落ちなかった。パーツを少し漬けてみたんだけど・・・なんか溶けてるorz
プラの表面がただれてしまった。
取りあえず、もう1球持ってるのでそちらからパーツを取ると同時にバンダイに部品請求をする。
現在は出来ることをやろうとスミ入れ中。 肩こるわぁ~。

2005年4月 3日

MG BALL 制作記 其ノ七

塗装はほぼ完了。
ただ納得が行かないのが白の塗装。
グレーのサフが下地となっている為か、完全な白に発色しない。限りなく白に近いグレーみたいな。
左が未塗装な状態と右が塗装した状態。
約4倍に薄めた白を10回以上吹いています。 もうこれ以上吹いても変わらなさそうだし、塗膜が厚くなってしまうために良しとしよう。
次回からはベースホワイトでも吹こうかな・・・

2005年3月30日

MG BALL 制作記 其ノ六

ほとんど改修を必要しないこのキットですが、唯一手を入れた箇所があります。
外装とコクピットハッチの面がツライチであったのが気になった為、ハッチが気持ち凹になる様に本体側フレームとハッチ裏側を削っています。
上の画像(クリックで拡大画像が表示されます)の青丸にて囲った部分が一段(0.5mm位)段落ちしているのがお解かりになりますでしょうか?
デザインナイフにて掘り込みました。
そしてコクピットハッチ裏はフレームの接続軸の両外端を削って短くしています。
この工作により外装に対してコクピットハッチが微妙に凹んだ様になります。

2005年3月29日

MG BALL 制作記 其ノ五

サフ吹きはほぼ終了。
いつもは缶スプレー(Mr.SURFACER 1200)にて行っていましたが、圧が安定しない上に勢いがありどうしてもディティールに溜まっていました。
そこで今回からサフ吹きはハンドピースにて行っています。
ビン入りのMr.SURFACER 1200をMr.レべリング薄め液にて4倍(1:3)に希釈して使っています。
かなり薄い為、何度も吹かないと下地が出来ません。

また、外装も塗装開始しました。
調合が面倒だった為、ガンダムカラーball ver.ka用を購入して使っています。
こちらも原液1に対してMr.レべリング薄め液を3の割合で希釈しています。
この希釈率はモデルグラフィックスのNumber229にて特集されていたガンプラの塗装特集を参考にしています。
これまで塗装がトラウマだったのですが、この方法なら確かに(自分では)満足の行く仕上がりになりました。
塗装が苦手という方、是非バックナンバーを入手して読んでみてください。

しかし、塗装なんて3年ぶり(!)位。 モチベーションを保てたのも、ひとえにこのキットの出来の良さ(と作り易さ)のおかげです。
ブログを始めたのもモチを保つ為の手段なんですけどね。

2005年3月24日

MG BALL 制作記 其ノ四

ちまちまと進めています。
殆んどの表面処理が終わりサフ吹き中。 雨の影響か乾きが遅い。
今日はもう止めた方が良さそう。

バーニアはうすうす攻撃を行っています。 リュータ(DOREMEL)を使用して内側からなぞる様にします。 一気に仕上げようとはせず少しずつ削って行くのがコツです。

左がうすうす攻撃後、右が攻撃前の状態です。
どうですか? かなり効果があると思います。

2005年3月 1日

MG BALL 制作記 其ノ参

仕事が忙しく、なかなか進みませんが続いています。
MG BALL 制作記 其ノ弐で掲載した写真がピンボケでわかりずらいので再掲載

1:本体と接続する軸を固定する為のピンを削りとっています。
2:金属棒をアトハメできるように斜めに削っています。
3:金属棒のアトハメ時のクリアランスの為にピン、及び受けをキレイに削りとっています。

あと、アームに関して注意点

丸で囲んだ箇所に一段凹モールドが存在するのですが、接着後にパーティングラインを消していると殆んど消えてしまいます。
なので、接着する前に深く掘り込んでおくと安心です(作業し易い形状になっているので助かります)。

2005年2月22日

MG BALL 制作記 其ノ弐

飽きっぽく、手の遅い私にしては根気良く続いているMG BALL。 作り易さがその理由に上げられると思う。 合わせ目もくみ上げていくと他のパーツで隠される絶妙の設計になっています。 で、ちょっと気になったのが外装の合いが少し悪い点。 次期ロットでは改修される事を願う。 特に私が気にしたのはコックピットハッチの上部のルーバーが付くパーツ。 なーんかコイツだけ浮いているように感じるのは私だけだろうか? そこで下の写真の赤丸で囲った所にフレームに差し込んだときのガイドがあるんだけどこいつをホンの少し(写真で黒く塗りつぶしてある位。 わかるかな?)削るとバッチリ合うようになります。 写真では右を赤丸で囲んでいますが、左も同様。 あと、今回の唯一のアトハメ箇所のアーム部分。 雑誌等では金属棒をアームの後部に穴を開けて挿入する工作を見かけますが、次の様にちょっと工作することで簡単にアトハメできます。 下の写真を見てください。 上の部品が未加工な状態で下の部品が加工済の状態です。 1.写真では確認しづらいですが、金属棒を受け止める半円の切り欠きの上部を左に向かって斜め上に広げます。
 ピンボケでわかりづらくて申し訳ない。デジカメのマクロボタンが壊れていてピントが合わないのだ。また取り直します。 2.接続ピンをキレイに削りとります。 3.アームのフレーム固定用のピンの後ろ側の方だけ削りとります。ここはキレイに整形しないとアトハメの際に泣く事になるかも・・・  私は先日紹介したドレメルでギュンギュンです。 4.アームのフレームの先端を切り欠きます。 これだけです。 あとは組み立て後、金属棒を斜めに穴に奥まで挿入して・・・ 前の穴にグリっと入れてあげれば良いのです。(なんか卑猥だなぁ) アームのフレームも先の改修でアトハメが可能になっています。

2005年2月 1日

整面処理めんど・・・

整面処理は大キライ。
いつもはテキトーなのだが、今回は少しマトモにやってみる。
先ずは砲身基部より着手。いきなり半円系レール(何という名称だろう?)のギザギザ部分、センターにパーティングライン
があって萎える。最初はデザインナイフでカリカリしていましたが、気が遠くなりそう・・・・

 

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