2019年3月21日

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーローグ 小改造

IMG_9157.JPG 「では隣のホテルでそのヒーローについて朝まで語り明かそうか・・・」
今回はローグの改修依頼を受け、主に顎の小型化、身長の調整、肩パーツの胴体接続を行っています(いずれもSNSで見かける改修です)。

IMG_8564.JPGIMG_8587.JPG 顎パーツの小型化は色々な方が其々の方法で行っています。初め真似しようと思ったのですが普通に削り込んで小型化することにしました。先ず理想のラインを作図しそれに合う様に削り込んだり牙に該当する突起の位置をプラ板の継ぎ足しで頂点をずらしたりしています。先端の方は削り込みの影響でラインが合わなくなってくるのでパテを盛ったりしています。

IMG_9081.JPG 右頬にあるオーシグナル(ワニの眼)は整形の都合で切り飛ばし瞼に該当する部分は正面から見た時に下の辺が微妙に長くなる様に形を変えています。切り飛ばしたオーシグナルはプラ棒から削り出した原型をおゆまるで型を取ってクリア化しました。

IMG_9137.JPG そうして完成した顎パーツがコチラ。結構長い間弄っていました。その甲斐あってか納得のゆくものが出来たと思います。

IMG_9139.JPG 身長はふくろーさんのダブルボールジョイントを注文して首と胴体(上側)を延長しています。ボールジョイントの径が微妙に小さかったので梨地シートを噛まして調整しています。

IMG_8979.JPG 肩は製品の状態だと肩パーツと腕パーツの接続部分が本体に干渉して腕はまともに上がりません。向かって左が肩のインナーを外した状態です。本リであればここまで上がるポテンシャルがあります。

IMG_9080.JPG そこで肩パーツを胴体接続します。インナーパーツの可動軸は切り飛ばして整形します。

IMG_9003.JPGIMG_9004.JPG 肩パーツは色々と悩みましたが0.5mmゴム板を短冊状に切ったものをゼリー状瞬着で付けています。

IMG_9092.JPG ゴム板にした理由は伸縮性がありまた、テンションもある為です。伸びるのがポイントで腕を上げて肩パーツが上に上がる時、接続部にやはり力がかかるんですよね。伸びることで接着が外れるリスクを軽減してくれると思います。あと伸びても元に戻るのがポイントです。

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今回は普段なら絶対にやらない肩の胴体接続というスキルを身に付けました。やってみると結構良いんですね。