S.H.フィギュアーツ 真骨彫 W サイクロンジョーカーリペイント(クロスベース対応版)
前回は複眼に蛍光塗料を塗装することによりUV照射により発光するようにしましたが、今回はイデオンに引き続きX-BASE(クロスベース)に対応してみました。
複眼の裏にLEDユニットを埋め込む必要がある為、先ずはなんとかして複眼パーツを分解する必要があります。
しかし、ダブルの頭部はセントラルパーテーションを挟む形で左右の(プラ製)カバーパーツがガッチリ接着されています。
今回はアゴの裏部分から"こじあけ(パーツセパレーター)"を使ってセントラルパーテーションからカバーパーツを剥がして行きます。
勿論、熱湯に漬けて事前にパーツおよび接着剤を柔らかくしておきます。
完全に分解するのは危険だと思い、クリアーパーツが外れる範囲で剥がしています。
クリアーパーツは上下にストッパーのダボが付いており中々外すクリアランスを確保するのが難しかったです。
クリアーパーツの縁を持ち上げつつ、口の辺りのカバーパーツを1~2mm位剥がせれば爪楊枝などを利用して下側のダボをほじる様にして持ち上げます。
文章で書くとあっという間ですが、3日位掛けて試行錯誤した結果です。
クリアーパーツさえ無事に外せればこっちのものです。
この後、元に戻すことを考え、ダボを短くしたり、削って厚みを減らしたりしました。
3mm~5.5mmと徐々にドリルで穿孔しLEDを埋める為の穴を作ります。
今回はLEDのレッドを使用しています。サイクロンサイドのおでこ辺りに光が反射している様に見えますがそうではなくてパーティングラインを消したためです。